一人ひとりの思いに寄り添うデイサービスへと進化していきたい。
小西 芳江
うみのほし六甲 デイサービス / 2019年入職

POINT
- 私たちの仕事は「今日一日をどれだけ楽しんでもらえるか」が勝負。
- 今はデイサービスの現場で、フロアリーダーとして働いています。この仕事を始めたきっかけは、趣味でやっていたバレーボール仲間がボランティアに誘ってくれたことです。最初は1日1時間程度、パート職員としてお散歩の介助から始めて、気が付けばもう10年以上勤務し、2019年からは正職員へと雇用形態を変更。うみのほしで働く前はブライダルの会社で新郎・新婦をサポートする介添人をしていました。周りの人からは「畑の違う仕事だね」とよく言われますが、「今日という日をどれだけ楽しんでもらえるか」など、私としては共通点がとても多いと思っています。「何をしてほしいのかな」「何をして差し上げれば喜んでいただけるかな」と相手の想いに気づき、行動することがブライダルでも介護でも大切です。以前の経験も生かしながら利用者さまに寄り添っていきたいです。
POINT
- 笑顔が絶えない現場で人の上に立つ意味を日々噛みしめています。
- 自分も人間なので、当然できていないこともありますし、ならないように注意はしているものの、ときに感情的になってしまうこともあります。フロアリーダーという人の上に立つ立場を任せてもらっている今、人の上に立つ意味を深く学ぶ毎日です。後輩や部下と接する際に気をつけていることは、認めるところはしっかり認めて、できていないところは「次こうしようよ」と声をかけること。みんなが存分に個性を発揮して働ける職場にしたいと思っているので、自由に自分自身の思いや意見を出してもらうようにしています。その甲斐あってか、職場のチームワークは抜群です。もちろん、大変なことも少なくはないかもしれませんが、1日に1度は何かしら声を出して笑い合い、お腹を抱えて笑う、抱腹絶倒するようなときもあります。パート時代に比べれば考えることは確実に増えました。しかしそれ以上に、今とても楽しく充実した時間を過ごしています。
POINT
- 心強い仲間とともに、理想のデイサービスを目指して。
- 「もっともっとデイサービスを盛り上げていきたい」というのが今一番強く抱いている想いです。利用者さまへの応対のレベルアップはもちろん、在宅介護をされているご家族へのフォローなど、デイサービスにはまだまだできることがたくさんあると思います。たとえば、ご家族とお会いしたとき、笑顔で気遣いのひと言を伝えることで、ご家族の心の負担を少し軽くできますし、すべての利用者さまに対して画一的な行動を強いるのではなく、その日の気分に合わせてお一人おひとりが過ごし方を選べたら、きっともっとデイサービスを楽しんでいただけるはずです。もちろん、思い描いている理想のデイサービスへ近づけるには職員の心身の余裕が欠かせません。業務の効率化を進め、職員が利用者さまと関われる時間を1分1秒でも長くできるよう努めています。成し遂げたいことはまだまだありますが、想いを共有している心強い仲間と協力しながら、ひとつずつ実現することがこれからの目標です。

SCHEDULE
一日の流れ
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8:30
出勤・フロアの準備・申し送り
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申し送りではその日一日の利用者さまについて、注意事項などを確認し合います。
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9:30
バイタル確認・入浴介助
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利用者さまが順次到着。体調を確認後、順番に入浴のお手伝いをします。
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12:00
昼食介助
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配膳や、利用者さまの食事のお手伝い。おいしく味わっていただけるよう気を配ります。
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13:00
休憩
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交代で休憩をとります。他愛のない雑談がいいリフレッシュに。
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14:00
レクリエーション・体操
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利用者さまに楽しんでいただけるよう、職員みんなで工夫を凝らしています。
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15:00
おやつの提供
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おやつとお茶でほっと一息。利用者さまも職員も楽しみにしている時間です。
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16:30
送迎車出発
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利用者さまを安全にご自宅までお送りします。
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17:30
振り返り・退勤
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今日の振り返りを行い業務終了です。本日もお疲れさまでした!
PROFILE
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小西 芳江
介護職 リーダー / うみのほし六甲 デイサービス / 2019年入職
- バレーボール仲間に誘われて始めたボランティアがきっかけで、「うみのほし」のパート職員に。約10年パートを続けた後、2019年に正職員になると、その後すぐフロアリーダーに昇格。以前ブライダル業界で介添人をしていた経験を生かし、細やかな気づきで利用者の明るい笑顔を引き出している。現在は一人ひとりの思いに寄り添うデイサービスを目指し、仲間の協力を得ながら変革に挑戦中。
- インタビュー:2020年8月