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橋本 貴司

追い求めているのは、安心して働ける職場づくり。

STAFF
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特養介護主任

橋本 貴司

特別養護老人ホームうみのほし / 2014年入職

POINT
POINT
華やかなアパレルの世界から、地味だけど、地に足をつけて働ける仕事へ。
以前は、アパレルの営業をしていました。介護とは、まったく違う世界です。婦人服などをアパレルショップに納品する仕事で、華やかな雰囲気だったものの、いつも数字を追い続けていました。さらに追求しようと、婦人雑貨やバッグを仕入れる会社を起業して独立しました。しかしこれが、なかなか軌道に乗ってくれなかったのです。利益が追い付いてくれず、組織に属していたときよりも、仕事に追われる日々。そんなある日、子どもができて、このままで大丈夫だろうかと思い悩みました。熟考に熟考を重ねた結果、家族のためにも新しい仕事への転職を決意したのです。そして選んだのが、介護の仕事です。数字を追うことがなく、地に足をつけて働くことができます。新しい人生を踏み出すのに、これほど最適な仕事はないと考えました。
POINT
POINT
やりがいも生活も、両立してこそ一生の仕事にできる。『うみのほし』には、それがありました。
『うみのほし』を選んだのは本当に偶然。たまたま足を運んだ就職フェアで声をかけていただき、とんとん拍子に話が進みました。他の施設も見ましたが、給料が低かったり、待遇面で厳しかったり…。やりがいはあっても、生活に不安を感じるところが多かったです。その点『うみのほし』は、給与を含めて条件が良く、大いに就職の後押しになりました。とはいえ、まったく畑違いの業界なので、仕事面の不安が大きかったことも事実です。人がよく気にする生活や排泄の介助などは慣れの問題。時間が解決してくれます。高い壁は他にあり、コミュニケーションのとれない利用者さまが多く、自分の思うとおりに進まないことが一番つらかったです。実際、コミュニケーションが上手く行かず心が折れて辞める人もいます。私は、以前の仕事がいい経験になっていました。営業は、断られて当たり前、断られてからが勝負の世界。『うみのほし』でも、コミュニケーションをとるためにはどうしたらいいかと常に前向きに考えられ、心が折れることなく、今日まで続けられています。
POINT
POINT
結婚する職員が多い!それは、安心して長く働き続けることができる職場の証拠です。
2018年にフロアリーダーを任され、それまでとは心境も変化。より一層仕事に責任感を持つようになりました。また、働きやすい環境にしたいと、リーダーになってから特にそう思うようになっています。『うみのほし』の離職率は低いほうですが、それでも皆無ではありません。辞める理由の多くは、やはり人間関係。職員みんなが楽しく働けるような職場を目指しています。そんな中で、これまでに3組、職員が結婚しているんです。結婚するのは、『うみのほし』ならずっと安心して働けると思ってくれている証拠に他なりません。これからも、後輩たちが安定して楽しく働ける環境づくりを進めていきたいです。定着率を高め、職員の心身のゆとりにもつなげ、利用者さまへのサービスの向上に努めていきます。

SCHEDULE 一日の流れ

  • SCHEDULE
  • SCHEDULE
  • 10:00

    出勤

    出勤後、利用者さまの状態を把握します。
  • 11:00

    コール対応

    さまざまなコールが入ってくるので、その対応を行います。
  • 12:00

    昼食の準備・介助

    利用者さまの楽しみのひとつ。笑顔が広がる時間です。
  • 13:00

    ランチ・休憩

    愛妻弁当のときもあれば、コンビニ弁当のときも。ホッとひと息。
  • 14:00

    コール対応

    午前中と同じようにコール対応。ときには、緊急の連絡も入ります。
  • 16:00

    引き継ぎ準備

    夜勤の職員への申し送り事項などをまとめます。
  • 17:00

    夕食の準備・介助

    利用者さまの楽しい時間。でも、誤嚥がないように注意が必要です。
  • 19:00

    退勤

    自宅まで1時間半ほどかかりますが、ずっと座れるのでラクラクです。
橋本 貴司

PROFILE

橋本 貴司 特養介護主任 / 特別養護老人ホームうみのほし / 2014年入職
もともとは、アパレルの営業。その後、婦人雑貨やバッグなどを販売する会社を起業し、独立した。しかし、経営はなかなか軌道に乗らず、悪戦苦闘。子どもができたことをきっかけに仕事と人生を見つめ直し、畑違いの介護の世界へ転職した。営業と違って数字に追われず、堅実に働けることが大きな理由。入職して6年。いまではフロアリーダーを経て特養の介護主任となり、部下にも利用者さまにも、より頼られる存在を目指して努力を続けている。
インタビュー:2020年8月